讃岐うどんの真実 ■ 近年数多くテレビ・雑誌の番組・特集で「うどん」をテーマーにした話題が数多く取り上げられます、中でも「讃岐うどん」に関するものが多く加熱気味の報道も問題でしょう。
■現在の国内のうどんの主原料:小麦粉の大半は「うどん」作りに輸入粉では最も適しているとされるオーストラリア産であり「讃岐うどん」も決して例外ではありません。 「讃岐うどん」を愛好されている方には申し訳ありませんが日本国内どこででもオーストラリア産の小麦粉を使い同様の機械で同じ加水率で打てば全て中身は「讃岐うどん」の麺になると言う事です。但し「讃岐うどん」の名誉のために付け加えておきますが昔ながらの伝統の「讃岐うどんの技法」を脈々と受け継がれて現在に至っておられる「うどん屋さん」も数は少ないですが確実に残っています。
■麺のコシについて・・・前述致しましたが 現在、スーパー(量販店含む)や通販等で販売されている99%以上は機械麺で既に 多くの店舗でも製麺所の機械麺が主流となっています。機械麺は手打麺と違い少ない 水で短時間に強力な機械力で練り上げるため非常に強い(硬い)麺に仕上がります。 この麺の強さ(硬さ)をコシと勘違いされる方が非常に多いようですが 麺の「コシ」と強さ(硬さ)は根本的に違うと言う事をご理解下さい。 又、この「そば」コシがあっておいしいですね。といわれる方・・・数多くいますが 「本そば」には本来「コシ」は殆ど存在致しません。 もともとグルテン(粘りの元)の無い物をいくら練り込んでも「コシ」が生じません。 砂に水を加えて幾ら練っても暫くすればバラケてしまいます。そこに土(小麦粉)を加えて粘りを出す訳ですが、仮に「そばにコシもどき」があればあるほど(土)を多く加えた砂・・・つまり小麦粉がたくさん含まれている「そば」であり「そば色のうどん=そばもどき」という事が言えましょう。
「ふくほの香」の特長・・・平成17年に新しく登録された品種であり、小野市が全国に先駆け本格的に取組んでいるもので成分は粗タンパク8,7%水分・12,2%アロミ。930bu・灰お0、67・白土86,2%等々で「うどん」にも適した粉であることも証明されています。何にもまして特筆すべきは播種から製粉〜製麺まで全て顔の見える場所で行われるという地産特性の安全性が非常に高いと言う点でしょう。 ※さらに詳しくは(小野市役所農政課)へ